不思議な世界に引き込まれ、離れ離れになってしまった蓮子とメリー。
彼女たちは数々の出会いや成長を経つつ、やがて運命の渦に巻き込まれていく……
絆を繋ぎ、想いを重ね、幻想の世界を駆け抜ける物語を描いたシミュレーションRPGです。
味方、敵、ときには友軍や第三勢力とでターン毎にユニットを動かし、戦闘を交え、各ステージの勝利条件を達成させて物語を進めていく手強いSRPGです。
紅魔郷から心綺楼までに加え、書籍のキャラも出演! ぜひとも推しキャラを味方にしたいところですね!
新しくゲームを始めると、難易度とゲームモードを選ぶことになります。
おてがる:ステージ中でキャラが敗走しても、次章で復帰することができるモードです。
どきどき:一部キャラを除き、ステージ中に敗走したキャラは二度と復帰できないモードです。
ノーマル:さくさくと進めることのできる難易度です。
ハード:武器やスキルの特性を考慮して進める難易度です。
推しキャラを中心にしたメンバーを活躍させたい場合などはノーマルモードで始めるのがいいでしょう。
ゲームモード・難易度を決めると、続いて主人公を選ぶことになります。
物理弾で戦うの宇佐見蓮子、魔法弾で戦うマエリベリー・ハーン。
主人公の違いではストーリに変化はありませんが、中盤での行動次第で運命が3つに分かれます。
このゲームでは4種類の弾で戦うことになります。
その内訳は追尾弾、高速弾、大型弾、魔法弾となっており、魔法弾以外には有利不利を生じる相性を持っています。
追尾弾は大型弾に強く、高速弾に弱い。
高速弾は追尾弾に強く、大型弾に弱い。
大型弾は高速弾に強く、追尾弾に弱い。
また、魔法弾にはこの相性がありませんが、武器威力が低い傾向にあります。
これの相性次第で命中回避や威力に影響が出てくるので、有利となる弾で戦うことが重要です。
ふたつのユニットが力を合わせ、ひとつのユニットとなる「共鳴」
この「共鳴」は、隣接する仲間の後衛として同行し、前衛の能力を強化させる効果を持っています。
後衛に回るユニットの能力次第で前衛が受けられる補正効果も変わるので、
長所を伸ばしたり苦手を補ったりと、場面に応じて使い分けるといいでしょう。
また、後衛に回ったキャラは攻撃を受けることがないため、弱っているときの緊急回避や低レベルキャラの育成、
高機動力キャラとの交代を挟んでの移動など、使いかた次第で戦略の幅が広がります。
繋がりの深いキャラ同士ならば、三人で力を合わせてひとつにユニットとなる「三位一体」を組むことができます。
前衛にひとり、後衛にふたりを配することで、「共鳴」よりも大きな能力強化をもたらす「三位一体」。
能力補正だけでなく、補助スキル効果なども二人から受けられることになるため、条件の厳しさにふさわしい大きな効果を持っています。
物語が進むに従って増えていく仲間たち。
しかしステージごとの出撃数には限りがあり、やがて戦闘に参加できないキャラがでてきてしまうことになります。
そこで、ステージ間の戦闘準備画面で「共鳴」「三位一体」を
あらかじめ組ませることで複数キャラをひとつのユニットにすることができます。
出撃数のキャラの数ではなくユニットの数で制限されているので、
これを利用することで多くのキャラを参戦させられるようになるわけです。
前衛にしたいキャラを選択すると、「共鳴」を組める相手が黄色に、
「三位一体」を組める相手が青色に表示されるので、ここから固定編成を設定することになります。
この固定状態で出撃した場合「共鳴」状態の解除などができませんが、出撃させるキャラクター悩むことが少なくなるでしょう。
また、ステージ中で組む通常の「共鳴」などよりも大きな補助を得られる効果もあります。
各キャラには、被ダメージを軽減したり、連続で攻撃を仕掛けたり、味方に援護効果を与えたりといった多彩なスキルを持っています。
これの働きは決して無視することのできない効果を持っているので、
それぞれの特性を考えた上で動くことで戦闘を有利に運べるようになるでしょう。
消費アイテムの中には「絵巻」というものがあり、それを使うことで絵巻に記されている対応したスキルを覚えることができます。
「絵巻『連続』」であれば、それを使ったキャラが連続のスキルを覚えることができるというわけです。
ちなみにこの「絵巻」はステージ中で拾うことができるほか、
とあるキャラが持っている「読学」というスキルによって手に入れることができます。
白い色の敵や一部の名前ありの敵は読学可能なスキルを持っており、
「読学」を持ったキャラが戦闘で読学可能スキルの発動を見た場合にそれを「絵巻」にすることができるのです。
「読学」によって「絵巻」を手に入れられるのは、1ステージにつき3回まで。
同じ敵から同じスキルを繰り返し「絵巻」を手に入れることもできるので、状況次第でどれを狙うか決めていくといいでしょう。
レベルが10以上になったキャラは、消費アイテムである「進化の宝玉」を
使うことで上級ユニットになる「クラスチェンジ」をすることができます。
これによってキャラの能力が上がり、レベルが21となり、
キャラによっては新たなスキルを覚えたり使える弾の種類が増えたりと、大きな恩恵をうけることができます。
条件を満たすレベル10ですぐに使うことで早期の戦力強化を図るもよし。
クラスチェンジ前の上限であるレベル20まで育ててから使うことで最終的な強さを求めるもよし……
好みと状況でタイミングを決めるといいでしょう。
クラスチェンジ同様、レベルが10以上になったキャラは、消費アイテムである「転生の宝玉」を使うことで
レベルがリセットされる「転生」をすることができます。
能力は初期化され、武器レベルも一段階下がってしまいますが、
「転生」前の能力値次第で成長率が上昇する効果を持っています。
転生前 vs 転生後
また、「転生」前では能力値に上限があり、
下級ユニットでは20、上級ユニットでは40までだったものがそれ以上まで伸ばせるようになります。
キャラによっては「転生」後に「クラスチェンジ」をすることで、通常の「クラスチェンジ」時とは違う新たなスキルを覚えるものもいるので、
一時的に戦力が下がったとしても最終的にはとても強力なユニットとなることができるでしょう。
なお、「転生」をすることで能力上限は解放されますが、無限に成長できるわけではありません。
限界に達した能力は青文字で表示されるようになります。
セーブするのを忘れたまま次のステージを始めてしまった……!
そんなことがあってもリカバリーできるように、データを自動的に保存するオートセーブ機能があります。
ステージをクリアした際にデータが保存されるので、
セーブ忘れによって前ステージからやり直しという事態は避けることができるでしょう。
ある程度ストーリーが進むと、ステージの間に戦闘準備を整えることができるようになります。
ここでは前述した「共鳴」などの固定編成設定や、「進化の宝玉」や「絵巻」、能力上昇アイテムを使用したり、
武器や道具の売り買い、交換、修理などを行うことができます。
倉庫である「魔理沙の帽子」との間でアイテム交換をすることができますが、
数が増えてくるとカーソル移動が煩雑になってきてしまいます。
上下キー長押しでカーソルの高速移動、L1R1キーでカテゴリ移動、L2R2キーでカーソルのページ送りができるので、
これを活用することでスムーズな操作ができるでしょう。
武器などには使用回数があり、それを使い切ってしまうと壊れて使えなくなってしまいます。
使用回数が減ったり壊れた武器などは、戦闘準備での「アイテム売買整理」で修理できるので、再び使うことができるようになります。
武器には撃破数がカウントされており、
これが50以上になると必殺発動率に補正がかかるようになるので、気に入った武器を修理して使い続けるのもいいでしょう。
また、キャラの持っている各種武器を一括で修理できる「一括修理」というものもあるので、
これを利用すれば準備もスムーズになるハズです。
ただし、修理にはお金が必要です。所持金が足りない場合は使用回数を回復させることはできません。
ステージ中、「黒曜石」などといった換金アイテムを入手することがあります。
これは高値で売ることができるので、修理費用や新しい武器などの購入費用にあてるといいでしょう。
なお、これも一括で売ることもできます。
キャラが持っているものすべて、アイテム倉庫にあるもの含めたすべてを選ぶことができるので、任意のほうを選んでください。
通常のステージとは別に、ストーリーとは無関係なフリーマップに進むことができます。
これを利用することで思う存分キャラを育成できるので、転生を使っての再育成やクラスチェンジを控えたレベル調整などに活用するといいでしょう。
なお、どきどきモードの場合、ここでキャラが敗走すると通常通り復帰することはできません。
フリーマップとはいえ油断しないように気を付けましょう。
ステージ中、繋がりの深いキャラ同士が近い場所で行動終了すると徐々に信頼が高まっていき、
支援効果を得られるようになっていきます。
この支援効果にはCからSまでの4段階があり、これが進むことで受ける効果も大きくなっていきます。
ここの関係性により支援効果の上限も変わってきます。
また、この支援関係は複数キャラと結ぶことも可能です。
ただし、支援関係Sは一人までという制限があります。
誰と支援関係を強化していくかは好みや状況で調整していくといいでしょう。
戦いを経験して成長するのはキャラだけではありません。
敵を倒すことで武器には☆印で表記される撃破数がカウントされていき、
これが51以上になれば必殺率が上がるようになっているのです。
武器は修理できるので、お気に入りのものを愛用していくのもいいでしょう!